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「26歳で200人あまりの所員を指揮した体験は貴重だった。ふだん要領がよく所長に取り入っていた人達は、顔を見せるものが少なかった。」東京ガス 元会長・元社長 本田弘敏

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本田氏は、1898年、熊本県上益城郡陣村(現・御船町)生まれ。東京高等商業学校(現・一橋大学)卒業後、東京瓦斯(現・東京ガス)へ入社した。四谷営業所長、勤労部長などを経て供給部長に就任。戦後、公職追放措置で経営陣が退職したことから、1947年に常務取締役、1953年に社長に就任した。

掲出は、関東大震災直後の混乱の中で、芝営業所長の代わりに陣頭指揮を執った時のことを振り返っての言葉。この後、「反対に毎日2時間も3時間も歩いてきて “今日は何をしますか” と真剣に聞いてくるのは、日頃ぶっきらぼうで要領の悪い人達に多かった」と続く。

人当たりの良さだけで仕事はできない、といったところか。この時の経験があったからか、本田氏は終戦直後、空襲によるガス漏れ工事の陣頭指揮を執り、4ヵ月足らずでほぼ復旧させている。また、1948年にスタートした復興5ヵ年計画でも陣頭指揮を執った。人の本質を見抜くことで、人員配置を成功させたのだろう。

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