経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

「歌舞伎では年を重ねるほどに、芸境に磨きをかけることができる。それが、海外の人の心も打つ。」松竹 元社長・元会長 永山武臣

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

永山氏は、1925年、東京生まれ。学習院初等科、高等科を卒業後、東京帝国大学経済学部へ進学した。在学中の1947年に松竹に入社。1951年に東京・歌舞伎座が再開されると歌舞伎座監事室に配属され、戦後歌舞伎の代表的な公演の数々に携わる。

1953年に上演された「地獄変」では、学習院初等科時代からの友人である三島由紀夫氏に依頼し、芥川龍之介の近代文学作品の歌舞伎化を図った。同作は「三島歌舞伎」と呼ばれるものの第1作となった。

永山氏は「歌舞伎は旅する大使館」と話し、歌舞伎の海外公演を頻繁に行った。1960年の第1回米国公演を皮切りに、翌年のソビエト連邦共和国公演など、41公演に同行して陣頭指揮を執っている。社長に就任したのは1984年。1991年には会長に就任した。

掲出は1990年、歌右衛門が73歳で初めてのパリの舞台に立ち、絶賛を浴びたことについて語った言葉だ。

日本人の観客および消費者は、けっして日本のコンテンツや産業を甘やかさない。世界においても「品質に厳しい」と有名だ。グローバルを目指すのであっても、まずは日本で一定の地位を得られるよう目指すのがよい。そこで磨かれた技術と自信は、世界へ雄々しく羽ばたくための発射台となるだろう。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら