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経営者のあの一言

「なにか一つをマスターすることが大切だ。 技術屋なら製造技術とか設計技術とか、事務屋なら人事でも経理でも。」 日産自動車 元社長 石原俊

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石原氏は1912年、東京生まれ。1937年に東北帝国大学(現・東北大学)法文学部法科を卒業して日産自動車に入社。主に経理・財務畑を歩み、1977年、社長に就任した。

社長就任後は「グローバル10」を掲げ、業績の拡大に注力。同スローガンは世界の自動車生産における日産のシェアを10%へ引き上げようというもの。当時、深刻化していた貿易摩擦への対応もあり、アメリカやヨーロッパでの現地生産や資本参加を進めた。その積極的な経営から「攻めの石原」と呼ばれたが、急速な海外進出などから労働組合との対立を深めた。

小型車サニーを世界的なブランドに育てたことでも知られるとともに、日本自動車工業会会長として対米輸出自主規制問題に取り組んだほか、経済同友会代表幹事、女性職業財団理事、総合研究開発機構会長、2002年サッカーW杯招致委員会会長なども精力的に務めた。

掲出は、自身が入社早々から、経理・財務畑で鍛えられたことを振り返っての言葉だ。「その職種では、社内はもちろん、業界全体でも“これならあの人”と評価されるくらい、1つの職種を極めるべきだ。あれもこれも少しずつ知っているという人は、根底になるものがなくて弱い」と続く。

確かに1つの職種を極めることは大切だ。ただし現代のビジネス社会では、仕事自体が無くなることもある。場合によっては複数の職種を極めることが必要かも知れない。いずれにしても自分の適性と可能性を見極めた上で、その分野に対してひたむきに取り組むべきであろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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