経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

「自動車を始めて私が得た信念は「金ができたら設備の方へ回せ。人間で能率を上げてはいかん。機械で能率を上げよ」ということであった。」 トヨタ自動車工業(現・トヨタ自動車) 元社長・元会長 石田退三

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

石田氏は、1888年、愛知県知多郡小鈴谷村(現・常滑市)生まれ。滋賀県立第一中学校(現・滋賀県立彦根東高等学校)を卒業後、代用教員、家具店勤務、呉服店勤務などを経て「服部商店」(現・興和)へ入社。上海駐在中に豊田佐吉と出会っていたこともあり、店主急逝後の1927年、豊田紡績(現・トヨタ紡績)へ転じた。

1948年に豊田自動織機の社長に就任し、1950年からトヨタ自動車工業社長も兼務した。もともと石田氏は自動車事業への進出には反対だった。計算に違わず、社長就任当時、トヨタ自動車工業は倒産の危機にあった。しかし石田氏は、朝鮮戦争による特需の波に上手く乗り、立て直しに成功する。

掲出は、リストラに反対する労働者が2ヵ月に渡るストライキを展開する中で社長へ就任した当時を振り返っての言葉だ。

経営に多少余裕が出来ても、人員増は慎重にすべきという意味だろう。機械なら稼働させないこともできるし、売却もできる。しかし、人はそうはいかない。事業はあくまでも人が営むものであるが、能率を上げるために取り組むべきは、まず環境の部分である。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら