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経営者のあの一言

「私は「出世」なんてことを考える必要がなかった。功がだれに帰しようが、失敗をこちらでかぶろうが、どちらでもかまわない。」蛇の目ミシン工業 元社長 嶋田卓彌(卓弥)

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嶋田氏は、1901年、京都生まれ。父を亡くしたために小学校を5年で中退、呉服問屋に丁稚奉公に出た。その後、毛織物問屋勤務を経て、毛織物商「卓彌商店」を設立する。

しかし小学校時代の同窓生の実家が経営する英語通信講座会社を、自らの手による広告宣伝で立て直したことをきっかけに、コンサルタント兼コピーライターとして、数多くの会社の業務改善に携わるようになる。

そんな中に、後に蛇の目となるパインミシンがあった。嶋田氏は同社の広告を手伝ったことがきっかけにミシン業界に入り、1939年には理化学工業(後のリッカーミシン)を創業。その後、蛇の目ミシン工業に移り、1961年に社長に就任した。

掲出は、蛇の目ミシン工業社長当時、成果が上がれば部下の功績を讃え、失敗した時は自分が責任を取るというのが、経営者としてのモラルである、という持論を語った言葉。

経営者にとって、部下や従業員はライバルではない。企業の目指す方向性に向かって牽引したり、それぞれの人材の強みを引き出し、複雑な関係を調整したりすることが、会社のリーダーたる経営者のなすべきことである。さらにその上で、成功は部下の手柄、失敗は自分の責任とする懐の深さと潔さがあれば、そういう上司にこそ、部下はついていくものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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