
山中氏は、1913年、東京生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)卒業後の1934年、明治生命保険に入社。戦前は企画課に勤務し、投資方針、資金の配分計画、株式・社債銘柄の選定などを行う財務調査組織の構築に取り組む。その後、財務調査事務担当として財務課に異動する。
戦後、財務部長などを経て、1974年、社長に就任。大型保障保険の増設、個人年金の発売などを行う一方、海外の生保会社に資本参加し、生命保険の国際化にも尽力した。著作に『生命保険金融発展史』などがある。
掲出は、山中氏が明治生命の会長時代、歴史と伝統にあぐらをかくことなく、絶えず企業を発展させていくための経営者の心得を説いたものだ。
企業は時代に合わせて絶えず変化していかなくては、生き残ることができない。しかしいくら変わっても、創業者の志を忘れてはならない。創業者がなぜその法人を誕生させたのか、また、何のために自分たちは必要なのかという“存在意義”が明確でなくては、組織はその推進力を失ってしまう。
戦後、財務部長などを経て、1974年、社長に就任。大型保障保険の増設、個人年金の発売などを行う一方、海外の生保会社に資本参加し、生命保険の国際化にも尽力した。著作に『生命保険金融発展史』などがある。
掲出は、山中氏が明治生命の会長時代、歴史と伝統にあぐらをかくことなく、絶えず企業を発展させていくための経営者の心得を説いたものだ。
企業は時代に合わせて絶えず変化していかなくては、生き残ることができない。しかしいくら変わっても、創業者の志を忘れてはならない。創業者がなぜその法人を誕生させたのか、また、何のために自分たちは必要なのかという“存在意義”が明確でなくては、組織はその推進力を失ってしまう。
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