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「商売としてみればレースは決して安くない。 勝ってもそんなに車が売れるわけではないし、負ければ確実に売れ行きは落ちる。 しかし技術革新や技術者の育成のためにはなる。」本田技研工業(現・ホンダ) 元社長 河島喜好

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河島氏は、1928年生まれ。浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)卒業後の1947年に本田技術研究所(現・ホンダ)に入社。本田宗一郎氏の近所に住んでいたことや大卒相当の社員がいなかったことなどから、本田氏本人が河島氏の採用を決めたという。

ホンダ初の4ストロークエンジンを搭載したバイク、ドリームE型など、ホンダ初期の製品の開発に携わったほか、レース用バイクの設計も手掛けた。1959~1967年には監督としてホンダワークスチームを率いて2輪世界グランプリレースに参戦。一時的にホンダF1の監督を務めたこともある。

1973年に45歳の若さで本田技研工業 代表取締役社長に就任。7人の候補がいたが、本田宗一郎氏自身が河島氏を後継者として指名した。

掲出は本田技研工業の社長当時、新聞のインタビューで、オートバイレースのための別会社を設立したことについて、その意義を語った言葉。

かつて本田宗一郎氏は「レースは走る実験室」と話したことがある。開発にしても、人材育成にしても、やはり競争の世界に身を置くのが一番ということだ。河島氏もこれに共通した考え方を持っていたため、本田氏から最も心を通わせられる後継者として指名されたのだろう。

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