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経営者のあの一言

「そのまま下請でいくか、ブランドメーカーになるかの選択を迫られ、商標登録して後者を目指すことにした。 これは難しい選択だったが、経営者はときどきこういう選択肢を意識的に設定し、選んでいくべきだと思う。」永谷園本舗 元社長 永谷嘉男

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永谷氏は1923年、東京生まれ。東京市立京橋商業学校(現・東京都立芝商業高校)卒業後、太平洋戦争に従軍。復員後は、戦争で大きな被害を受けた実家の茶の製造業再建に取り組んだ。永谷氏の生家は、江戸中期に山城国湯谷村(現・京都府宇治田原町)で、「青製煎茶製法」を開発したことで知られる旧家である。

1952年、自ら開発した「江戸風味お茶づけ海苔」を発売したところ、大ヒット。翌年、株式会社永谷園本舗を設立すると「お茶づけ」シリーズを次々と発売し、さらには「あさげ」などのインスタント味噌汁、「松茸の味お吸いもの」、「すし太郎」などを発売。いずれもヒット商品となった。

掲出は「江戸風味お茶づけ海苔」のヒットの後、下請で行くか、ブランドメーカーになるか、会社の命運を賭けた大きな選択を迫られた時を振り返っての言葉。

決断には、環境が変化したために否応なく迫られるものと、現状に特に支障がない中、敢えてするものの2つがある。「選択肢を意識的に設定できる」のは後者だ。

これは企業における選択だけでなく、個人レベルにも置き換えられる。現状に不満はないという人も、本当に決断するかは別にして、時々、違う道に進んだらどうなるか思いを馳せてみると、また新たな目標が見つかったり、毎日に新鮮味が戻ってくるかも知れない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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