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「基本を忘れるな ── 非常に簡単な言葉だが、この一言に経営のカギが集約されていると思う。」ロッテ 創業者 重光武雄

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重光氏は、1922年、日本統治時代の朝鮮慶尚南道蔚山郡(現・蔚山広域市)生まれ。本名は辛格浩(シン・キョクホ)。1942年に日本へ渡り、新聞配達や牛乳配達などをしながら、早稲田実業学校を卒業した。その後、友人の勧めで切削油生産工場を設立したものの、建設したばかりの工場は稼働前に戦時中の爆撃で失われた。

戦後は「人々のために役立つものを」という思いを胸に、石鹸、ポマード、化粧品の製造などを手掛けるようになった。そんな時、進駐軍のチューイングガムが人気なのを見てガム製造業に乗り出す。これが当たり、1948年にロッテを設立、代表取締役社長に就任した。

掲出の後は「(奇をてらった企画商品が少しくらい売れたとしても)本業に対する興味と愛着を忘れないことが大切だ」と続く。1988年、ビックリマンチョコがヒットしたが、これに油断せず本業に邁進し続けるべきと、自分や周囲を戒めた言葉だ。

重光氏はガム以外のさまざまな菓子も手掛け、外食、ホテル、プロ野球球団千葉ロッテマリーンズの経営などでも成功を収めている。いずれも、「人々の役立つものを」の精神で、“人を喜ばせる”という商売の基本を忘れずにいたからこそ実現できたのだろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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