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経営者のあの一言

「その土地の最高のホテルに泊まり、商談は豪華なロビーでする。 服装、身だしなみにも気を使い、できるだけ良い服を着て、プレスもきかせ、靴はピカピカに磨いて、髪もきちんと分けてゆく。」大成観光(現・ホテルオークラ) 元社長 野田岩次郎

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野田氏は、1897年、長崎県生まれ。東京高等商業学校(現・一橋大学)を卒業後、三井物産に入社。シアトル出張所に配属となり、現地の女性と結婚する。しかし当時の国際結婚は周囲の理解が得られず、双方の家族や会社に反対された。これが原因となって翌年三井物産を退社。

1926年に知人の紹介で日綿実業に入社。横浜支店を経てニューヨーク支店に配属。生糸のセールスに携わる。当時は人種差別がまだまだ残っており、野田氏が日本人というだけで門前払いをされ苦労をしたという。その後、ニューヨーク支店長に就任。生糸に加え、レーヨンの取引にも携わった。

太平洋戦争が始まると敵国人として逮捕され、強制収容所に入れられた後、日本に強制送還させられた。戦時中は嘱託として海軍省に出向。戦後は持株会社整理委員会の委員長に就任。企業とGHQの間に立ち、持株会社・過度経済力集中排除法指定会社の整理などに携わった。

その後、京阪神急行電鉄、後楽園スタヂアム、三井船舶の顧問、川奈ホテル相談役などを経て、1959年に大成観光社長に就任した。

掲出は日綿時代、生糸のセールスに苦労した頃のことを語ったもの。この経験が後のホテル時代に役立ったという。最近はIT企業を中心に、ラフな服装で勤務する人が増えてきたが、やはり服装はその人の信用度を測る指標となる。場に合わない服装をしていたことで仕事に支障をきたしたのでは勿体無い。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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