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「要は人事を尽くし、そうすることが相互の利益であるということを繰り返し説明していると、そのうちだんだんとわかって来る。 交渉事は短気は禁物、真情を吐露してしかも粘ることが肝要である。」富士電機 元社長 和田恒輔

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和田氏は、1887年、山口県生まれ。1909年、神戸高等商業学校(現・神戸大学)を卒業後、古河鉱業に入社。1923年、古河電気工業と、ドイツのシーメンス社との資本・技術提携により富士電機製造(現・富士電機)が設立されるとそちらへ移り、1945年に社長に就任した。

社長就任後はシーメンスとのパートナーシップをベースに多角化経営戦略を進めた。因みに社名の「富士」は、古河の『ふ』とシーメンスの『し』をとり、また日本一の富士山を表象したもの。

和田氏は同社社長の他にも日本ポリドール(現・ポリドール)取締役、第一原子力産業グループ会長、日本原子力発電取締役なども歴任。西ドイツ功労十字勲章一級、西ドイツ功労大十字勲章、ライダー一級勲章(ブルガリア)など、海外の受勲も多い。

掲出は、製品輸入を求めるシーメンスと国産化を目指す富士電機との提携内容の見直し交渉を述懐しての言葉。両社の50年に及ぶ友好的提携関係が最も危機的状況に陥った場面だったという。

交渉事は自分の主張を通せば成功と思いがちだが、相手の要求をまったく容れないようでは信頼関係が築けない。ある程度の駆け引きも必要だが、情報は基本的には正直に話すのが原則。その上で双方が納得できる手段を、粘り強く模索することが大切だ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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