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経営者のあの一言

「どうしても隣の芝生が青く見えてしまう気持ちは理解できます。しかし、別の場所に逃げても、夢のような環境が待っているとは限りません。」テンプスタップ(現・パーソルテンプスタップ) 創業者 篠原欣子

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篠原氏は、1934年、神奈川県横浜市生まれ。高木学園女子高等学校を卒業後、三菱重工業に入社。その後、東洋電業へ転職、結婚を機に退職するものの1年で離婚。しばらく家事手伝いをしていたが、一念発起してスイス・イギリスに4年間留学し、秘書学などを学ぶ。
 
一時帰国後、1971年にオーストラリアの市場調査会社ピーエーエスエーに社長秘書として入社。人材派遣について知ったのはこの時だという。1973年に同社を退職し帰国すると、テンプスタッフを設立、代表取締役に就任した。当時は法規制があり、しばらくは事務処理サービス業のみだったが、1986年に労働者派遣法が施行されたところへ、バブル景気の人手不足も重なり、急激に売り上げを伸ばした。2006年には株式上場を果たす。

掲出は何度かの転職も経験した篠原氏の言葉。他にも類する言葉として「今いる環境で一生懸命に取り組むことで、仕事の面白さややりがいが見つかり、明日が見えてくる」、「仕事は合うか、合わないかということではないのです。仕事はみな大変なものです。続ければどんなものであっても愛情が出てくるものだと思います」とも話している。

終身雇用が崩壊して久しい現代のビジネス社会では、キャリアアップを見据えての転職は悪いことではない。しかし、他の会社がよく見えるという漠然とした理由だけの転職なら考え直したほうがいいだろう。環境を変えるより先に、視点を変えてみれば、仕事に面白さが生じ、やりがいが復活するかも知れない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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