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「余儀なくなる前に改革せよ。」ゼネラル・エレクトリック 元会長兼CEO ジャック・ウェルチ

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ウェルチ氏は、1935年、アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。マサチューセッツ大学を卒業後、イリノイ大学へ進み、博士号を取得した。その後、ゼネラル・エレクトリックに入社。

しかし官僚的な社風に馴染めず、すぐに退職を考え始め、転職先を探し続けていたという。それを知ったゼネラル・エレクトリックは彼を引き留めた。まず、破格の昇給を提示。それでも翻意しない彼に、さらに役員が直接会って説得したという。それだけ仕事ぶりを高く評価されていたということだろう。

その後、監督下の工場で爆破事故があり、解雇されそうになったこともあったが、副社長、上席副社長、副会長と昇進を続け、1981年には、同社で最年少の会長兼最高経営責任者になった。

このポストに就任してウェルチ氏が最初にやったのが、徹底したリストラ。40万人以上いた従業員を30万人にまで減らしたウェルチ氏は、「ニュートロン ジャック」と呼ばれるようになる。ニュートロンとは中性子爆弾のことで、建物は壊さず人だけを殺傷する能力を持つことに由来する。

しかしウェルチは、人材を軽くみていたわけではない。彼の残した言葉に「人が第一、戦略は二の次と心得ること。仕事でもっとも重要なことは、適材適所の人事であって、優れた人材を得なければ、どんなにいい戦略も実現できない」などの言葉もある。

リストラは、生き残りを賭け、他に選択肢のない戦略だった。掲出はそこまで追い込まれる前に対応することの重要性を説いたものといえそうだ。改革に痛みはつきもの。だが、その痛みを恐れていては、取り返しのつかないことになるケースが往々にしてある。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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