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第394回  「私のやったことの大半は、他人の模倣でしかない。」ウォルマート 創業者 サム・ウォルトン

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ウォルトン氏は、1918年、アメリカ・オクラホマ州生まれ。ミズーリ大学卒業後、大手量販店チェーンのJCペニーに就職。しかし、わずか1年勤務しただけで招集され、太平洋戦争に従軍することになる。

1945年に除隊すると、アーカンソー州・ニューポートにあった小さな店を購入して、雑貨店を始めた。しかし5年後に廃業し、今度は1954年に弟とともに「Walton's」(ウォルトンの店)を開業。これがウォルマートの原型ともいえるディスカウントストアだ。定価の3分の2から半額という値段設定が評価され業績が伸び、アーカンソーとミズーリ、カンザスに16店舗を展開するまでになる。

1962年にはウォルマートを創業。ディスカウントストアの全米展開をスタートさせた。その後、シアーズやKマートといった大手小売店を抜き去り、全米トップの巨大チェーンへと成長していくことになる。

ウォルトン氏のやったことは決して突飛なことではない。量販店に勤務してノウハウを身につけた後、ディスカウントストアを始め、それをチェーン展開したという、言ってみればシンプルなやり方だ。掲出の言葉のように「他人の模倣」といっていいのかも知れない。

ただその模倣の中にも、大型店を郊外に展開する出店戦略や、地域を絞って集中的に出店するドミナント方式など、模倣の中に彼なりのオリジナリティが多数あったのも事実だ。模倣はあくまでも手段であり、目的ではない。しかしながら、すべての事の始まりは、ロールモデルの模倣であったことも見逃せない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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