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経営者のあの一言

第382回  「若いときは、自分の仕事を天職とは思えないもの。だが、自分の仕事が天職だと思えるようになると使命感が湧き、本当に強くなる。」シダックス 創業者 志太勤

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志太氏は、1934年、静岡県韮山町(現・伊豆の国市)生まれ。幼少期から野球漬けの日々を送り、名門・県立韮山高校に進学、甲子園を目指す。しかし、レギュラーになった矢先、多発性関節炎を発症して野球を諦めることに。プロ野球選手を夢見ていた志太氏は、本気で自殺を考えたという。

志太氏が初めて事業に携わったのは高校3年生の時。義兄から大衆食堂を譲り受けたのがきっかけだった。高校に通いながら切り盛りしたこの店は街道沿いにあったため、たいそう繁盛した。ところが、バイパス道路ができた途端、客足が遠ざかり、閉店を余儀なくされる。

次に始めたのは、当時まだ珍しかったアイスキャンディの製造販売だった。これも最初は好調だった。ところが、事業を拡大しようと建設した工場が、完成の翌年、火事で焼けてしまう。後には借金だけが残った。しかし、志太氏はあきらめなかった。1965年、富士食品工業を設立。資本金わずか30万円で始めたこの会社が、後のシダックスになる。紆余曲折あったが、志太氏が常にこだわり続けたのは食品事業だ。

日常に不満を覚え、今の仕事は自分には合わないと感じる人は多いのではないだろうか。しかし、ただ放り出したら何も残らない。今の仕事で何を得られるかを考え、継続していくうちに成果は現れるものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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