経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

第377回  「途が開けても『良い途』でないときは、ベストを尽くしていない証拠。ベストを尽くせば必ず良い途が開ける。」ブリヂストン 元会長・元社長 荒川詔四

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

荒川氏は、1944年、山形県生まれ。東京外国語大学インドネシア語学科を卒業後、ブリヂストンに入社。同社を選んだのは大学で美術部に所属していて、よくブリヂストン美術館に行ったからだという。ただし、ブリヂストン美術館を運営しているのは、石橋財団であり、そのことを入社してから知ったのだとか。

入社後3年目にタイの現地法人に配属となり、新設された物流センターを任される。3年目といえば、まだまだ若手。物流はおろかタイヤについての知識も十分でなく、かなり苦労したようだ。しかしそんな時、「結果が出ないのは努力をし尽くしていないからだ」と悟ったという。以後、苦労の末、2年間で物流センターを軌道に乗せた。

それからは自分が正しいと思ったことは努力を尽くしてやり切ることにした。タイ・ブリヂストン社長の時には、本社の役員の反対にあいながらも第二工場の建設を実現させた。荒川氏は役員たちが根負けするまで、毎日のように第二工場の必要性を懇々と説明し続けたという。

掲出はそんな荒川氏の言葉。努力を続けたとしても、必ずしも良い結果が得られるとは限らない。その時、まだベストを尽くしていないと考えて、さらに努力を続けるのか、あるいは、環境が悪い、周囲の理解がないから仕方がない、と諦めるか──。この考え方の違いは、長い間に大きな差が出てくるのではないだろうか。

お気に入りに登録

経営者のあの一言

一覧を見る

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら