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第360回  「人生がやりたいことと違う方向に向くことはよくある。私はビジネスマンになるつもりはなかったが、井深さんと盛田さんの大きな力で誘導されてしまった。」ソニー 元社長 大賀典雄

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大賀氏は、1930年、静岡県沼津市生まれ。裕福な家庭で育ち、東京芸術大学音楽部声楽科在学中は、父親が建ててくれたグランドピアノ付きの家から通ったという。ソニー(当時は東京通信工業)創業者の井深大氏とは大学入学前からの知り合いで、大学在学中、テープレコーダーにクレームを付けたことがきっかけで、同社の嘱託となる。

大学卒業後も嘱託のままドイツに留学。ミュンヘン国立高等音楽大学、ベルリン国立芸術大学で学んだ。帰国後はバリトン歌手として活動。1959年、井深大氏と、同じくソニー創業者の盛田昭夫氏に誘われて、ソニーに入社したが、しばらくはバリトン歌手としての活動も続けていた。1964年に取締役に就任すると、CBS・ソニーレコード(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)、ソニー商事(現・ソニーマーケティング)の社長を経て、1982年、ソニーの社長に就任した。

掲出はバリトン歌手として将来を嘱望されながらもソニーに入社したことを、四半世紀を過ごした後で振り返っての言葉。この後には「しかし、興味がなければ長続きはしない。また、そこに成功がなければ成り立たない。その意味で、私に後悔はない」と続く。人生というもの、思い描いた通りにいかないことが多い。しかし自分の選んだ道を、興味を持って進み続けていれば、きっと実り豊かなものになる。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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