経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

第357回  「ダイヤモンドは中央の面を囲み、多くの面が多角的に集まって底知れぬ光を放つ。会社経営もかくありたい。」野村證券 元社長・元会長 奥村綱雄

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

奥村氏は、1903年、滋賀県甲賀郡信楽町(現・甲賀市)生まれ。京都帝国大学経済学部卒業後、野村證券に入社。1936年、財界のエリートばかりが選ばれた満州視察団に参加し、1945年には取締役に就任した。

戦後は経営陣の多くがGHQによる公職追放措置で退陣するなか、奥村氏は1947年に専務に、1948年には45歳の若さで社長に昇格。財閥指定を受けて消滅寸前だった「野村」の社名を、連合国との粘り強い交渉の末、証券投資信託法を実現させ、委託会社の免許を受けることで守った。

掲出は社長時代に打ち出した「ダイヤモンド経営」の趣旨を説明した言葉。この後は「一人の独裁でもいけないし、多数の悪平等でもいけない。個が集まって全を形成するが、個は全あっての個であり、個あっての全ではない」と続く。

最後の部分が興味深い。組織というもの、さまざまな個性があって力を発揮する。しかし、ただ集まっただけでは烏合の衆に過ぎない。共通する目標や理念があってこそ、組織は力を発揮するということだろう。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら