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経営者のあの一言

第334回  「他人の道に心をうばわれ、思案にくれてたちすくんでいても、道はすこしもひらけない。 道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。 心を定め、懸命に歩まねばならぬ。」パナソニック 創業者 松下幸之助

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 松下氏はいわずと知れた経営の神様。しかし、そのビジネス人生は決して平坦なものではなかった。掲出の言葉のように懸命に歩んだ結果だった。

 松下氏は、1894年、和歌山県海草郡和佐村(現・和歌山市)生まれ。家は地主だったが父親が米相場で失敗、やむなく下駄屋を始めたものの、これもうまくいかず、松下氏はわずか9歳で丁稚奉公に出されることになる。

 16歳の時に大阪電灯(現・関西電力)に入社。その一方、18歳で関西商工学校夜間部予科に入学して働きながら学んだ。この大阪電灯時代に電球ソケットを考案したことから22歳の時に独立、家族3人、友人2人の計5人で、ソケットの製造販売を始めることにした。

 当時の電球は取り外しに危険が伴い、専門知識が必要だった。そこで、松下氏は簡単に取り外しができるソケットを考案したのだが、当初はまったく売れず、生活は困窮した。友人2人は去っていったという。その後、アタッチメントプラグ、二灯用差込みプラグがヒットして、ようやく経営が軌道に乗ったのだった。

 それ以降も、不況で売り上げ不振に陥ったこともあれば、借金王と揶揄されるほどの負債を背負ったこともある。しかし、自分を信じて歩みを止めなかった。それが、今日のパナソニックにつながっていく。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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