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第312回  「勝てば官軍、非情の世界だから面白い。」日本マクドナルド 元社長 藤田田

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 藤田氏は、1926年、大阪府大阪市東淀川区(現・淀川区)生まれ。「田」の名前はキリスト教徒だった母親が、「口」に「十字架」でよい言葉を語るようにという意味で付けたという。

 東京大学法学部在籍中に高級雑貨を扱う藤田商店を設立。その後、日本マクドナルドを設立して社長に就任した。

 掲出は藤田氏の経営哲学ともいうべきもの。著書のなかでも「敗者の美学なんてものは文学の世界でだけ意味がある。文学でメシが食えるか、金儲けができるかと、私は声を大にして言いたい」と書いている。

 ただし、何をしても勝てばいいということではなく、正々堂々と戦って勝つことに意味があり、面白いということも書いている。

 確かに、ビジネスの世界で勝つことは重要だ。たとえば、かつてビデオテープレコーダの規格を巡り、家電各社がVHSとβマックスの陣営に分かれて争ったことがある。結局、軍配はVHSに上がり、βマックスは消えていった。

 企業を率いるリーダーの責任は重い。全戦全勝は難しいにしても、負けが込んだらそれまで積み重ねてきたものを失い、最悪、従業員を路頭に迷わせるかもしれない。そんな「非情の世界」を楽しむことができるかどうか ── 、それもリーダーに必要な資質だ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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