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第309回  「経営者に限らないけれど、人間は自分が正しいと思ったことをやることだ。」東芝 元社長 土光敏夫

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 土光氏は、1896年、岡山県御野郡大野村(現・岡山市北区)生まれ。関西中学(現・関西高等学校)を卒業後、一浪して東京高等工業学校(現・東京工業大学)機械科に入学。卒業後は石川島造船所(現・IHI)に入社した。

 芝浦製作所との共同出資により石川島芝浦タービンが設立されたのに伴い技術部長として出向、1946年には社長に就任した。しかし、石川島工業(現・IHI)が経営危機に陥ったことから呼び戻され、社長として再建に当たることに。
 
 在任中は朝8時出社を続けるなど、重役や社員の誰よりも働き、同社の再建に成功すると、今度はやはり経営が悪化した東芝の社長に就任する。「社員は3倍働け、重役は10倍働け」と檄を飛ばし、同じく率先して働き、再建を果たす。

 その後、経団連の会長に就任、政治献金の集金や割り当て業務を返上するなど改革を断行。さらに、1981年には臨時行政調査会の会長、1983年には臨時行政改革推進審議会の会長となり、行政改革の推進に大きな役割を果たした。

 掲出は、そんな長年の経験を振り返っての言葉。経営再建も行政改革も現状を変えなくてはならない点は同じ。当然、抵抗勢力が立ちふさがる。しかし、抵抗勢力の言葉に耳を貸していたら、現状は変わらない。信念を貫き、自分が正しいと思うことをやり続けるしかない。そうすれば、きっと周りもついてくる。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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