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第298回  「ものの事実は手でつかむこと。読むだけ、見るだけではわからない。」トヨタ自動車 名誉会長 豊田章一郎

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 豊田氏は、1925年、愛知県名古屋市生まれ。トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎氏の息子。名古屋大学工学部機械工学科を卒業後、東北大学工学部大学院に進学。その後、東北大学での研究をもとに、名古屋大学で工学博士の学位を取得している。名古屋大学在学中は自動車同好会を設立し仲間とドライブを楽しんだという。

 大学卒業後は、父・喜一郎氏の命で、建設会社設立などを経験。1952年、トヨタ自動車に取締役として入社した。その後、常務、専務などを経て、1981年にトヨタ自動車販売代表取締役社長兼トヨタ自動車工業取締役となり、翌1982年、トヨタ自動車工業とトヨタ自動車販売の合併で誕生したトヨタ自動車の初代代表取締役社長に就任した。

 技術屋だった父親の喜一郎氏は、口癖のように「とにかく現場に行け、手を使え、体を動かせ」と言っていたという。豊田氏もこの言葉を守り、頻繁に現場に出かけて行った。掲出はそんな豊田氏ならではの言葉。

 上に立つようになると、とかく部下からの報告のみで判断を下すようになりがちだ。しかし、商品やサービスの良さ、あるいは悪さは実際に手に取り、体験してみないと分からない。長所や短所を知らずに戦略を立てても机上の空論だ。

 リーダーたるもの、常に現場を見ることを忘れてはならない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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