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第285回  「最初から目標を高く設定する。そうなるとまったく新しい方法を編みだすことができる。」コンパック・コンピュータ 元社長兼CEO エッカード・ファイファー

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 ファイファー氏は、1941年、ドイツ生まれ。コンパック・コンピュータの社長として、経営不振に陥っていた同社を立て直した人物だ。

 コンパック・コンピュータは1982年の創業。世界初のIBM互換機を発売して急成長を遂げた。しかし、90年代に入ると安いIBM互換機を出す企業が相次いで出現、高機能高価格路線を選択した同社は苦境に陥る。

 創業者の1人で会長のベンジャミン・ローゼン氏は社長交代を決断、経営方針も180度転換して低価格路線を打ち出した。この時、新社長に抜擢されたのがファイファー氏だ。

 しかし、低価格路線に対してどの部門もコスト削減に難色を示し、何も決まらない。そんななか、ファイファー氏が言ったのが掲出の言葉。そして、生産、マーケティングなど、さまざまな部門が設計の最初から参加する新しい方式を考案、実に50パーセントものコスト削減に成功する。これでコンパック・コンピュータは息を吹き返した。

 目標というのは、荒唐無稽なものでは困るが、あまりに低ければ従来の方法や発想の枠を超えることはできない。現状打破を考えるのであれば、高い目標を掲げることが必要だ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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