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第283回  「どんな組織であれ、十分なプレッシャーがかかれば変化する。」ボストン・コンサルティング・グループ 創業者 ブルース・ヘンダーソン

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 ヘンダーソン氏は1915年生まれ。ウエスティングハウスに入社して重役にまで出世するが、社内のゴタゴタに巻き込まれて解雇。今度はコンサルティング会社に入社して、やはり上級副社長にまで出世するが、上司とのケンカが原因でまた解雇されてしまう。

 使われることに嫌気がさしてボストン・コンサルティング・グループを設立することになるのだが、いきなり独立するのは難しかった。そこで、2年ごとに売上を2倍にしたら独立を認めることを条件に、とある銀行の一部門としてスタートする。業務内容は相続財産の運用管理と中小企業の経営アドバイスで、ヘンダーソン氏は見事に目標を達成、独立に成功したのだった。

 その後、大学の講師を招いてグループリーダーにするなどの手法で急成長を遂げる。今や、ボストン・コンサルティング・グループは世界48ヶ国85拠点にオフィスを展開、12,000名のスタッフを擁し、マッキンゼー・アンド・カンパニーと双璧をなす世界的なコンサルティングファームになっている。

 掲出は「組織」を「人」に置き換えても通用するだろう。ライバルが現れる、ノルマを与えられるなど、プレッシャーがあると、人は否応なく変化して強くなる。

 ただし、1975年、ヘンダーソン氏はクーデターを起こされ解任されてしまう。強すぎるリーダーシップが原因という。部下にプレッシャーを与えることは必要だが、与えすぎても駄目。クーデターはともかく、人材の成長につながらないこともある。注意したいものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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