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第281回  「“なぜやれないか”を訊いているのではなく、“どうしてやるか”を訊いているんだ。」富士ゼロックス 元会長 小林陽太郎

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 小林氏は1933年生まれ。慶応義塾大学卒業後、ペンシルベニア大学ウォートンスクールに留学してMBAを取得。帰国後、富士フイルムに入社した。1963年、富士ゼロックスに移り、1978年から社長、1992年から会長を務めた。

 掲出は技術者に対する言葉。メーカーは常に新しい技術への挑戦を怠ってはならない。ところが、なかには既存の技術の応用ばかりを考える者がいる。そんな技術者へ、もっと新しい発想を出せという意味でいった言葉なのだという。

 しかし、これは技術者ばかりではなく、あらゆる部門に当てはまる言葉だ。たとえば、会議の時、何か新しい提案があると、それに対して否定的な意見ばかりが出て、結局何も決まらずに終わるということはないだろうか。人手が足りない、時期尚早、コストがかかりすぎる……、そうこうするうちに他社が同じことをして、大成功を収めたりする。

 新しいことはリスクを伴う。失敗を恐れる気持ちから、つい否定的になりがちだが、そればかりでは企業も人も成長しない。出来ない理由を挙げるのではなく、どうしたら出来るのかを考えることを日ごろから心掛けたいものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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