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経営者のあの一言

第257回  「私は自分を行動派だと思っている。私と同じようなアイデアを持っていた人はきっといるだろう。ただ私はそれを行動に移し、彼らはそうしなかっただけだ。」アタリ・コンピュータ 創業者 ノーラン・ブシュネル

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 アタリは世界で初めてビデオゲームを制作するために作られた企業で、業界をリードする存在だった。そのためブシュネル氏は「ビデオゲームの父」と呼ばれている。

 1943年、アメリカ・ユタ州生まれ。子供の頃から機械好きで10歳でアマチュア無線を始めた。部屋は機械類であふれていたという。1968年にユタ大学を卒業。ディズニー関連の会社を受けるが落ち、アンペックスに入社する。同社は世界で初めてテープレコーダーを売り出した会社で、ブシュネル氏はデジタルレコーダーの仕事に携わった。

 その後、退社してアタリを設立。以降、ヒット作を連発して、数年で大企業に育て上げた。ちなみにアタリは囲碁用語に由来し、相手の石を囲んで取る一歩手前の状態を指す。

 実は、コンピュータを使ったゲームはすでにあった。ブッシュネル氏が学生時代に熱中した世界初のシューティングゲームといわれる「スペースウォー!」もその1つ。宇宙戦争をモチーフにした対戦型ゲームで、当時マサチューセッツ工科大学の学生だったスティーブ・ラッセル氏が作ったものだ。このゲームは人気を集めたが、PDP-1というコンピュータ専用であり、まだまだマニアのものでしかなかった。しかし、掲出の言葉のように、ゲーム会社を立ち上げれば儲かると思った人は、ほかにもいたことだろう。行動に移したのがブッシュネル氏だったということだ。当たり前だが、すぐれたアイデアも形にしなければ利益は生まない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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