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経営者のあの一言

第243回  「有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だが、これは愚痴でしかない。その仕事が真に有望で、かつその人が真に信用ある人なら資本ができぬはずがない。」第一国立銀行(現・みずほ銀行) 創業者 渋沢栄一

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 渋沢氏は、第一国立銀行のほか、東京瓦斯、東京海上火災保険、王子製紙(現・王子製紙・日本製紙)、田園都市(現・東京急行電鉄)、秩父セメント(現・太平洋セメント)、帝国ホテル、秩父鉄道、京阪電気鉄道、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビール、東洋紡績、大日本製糖、明治製糖など、500以上の企業の設立に関わり、「日本資本主義の父」とも呼ばれている。

 1840年、武蔵国榛沢郡血洗島村(現・埼玉県深谷市血洗島)生まれ。家は養蚕や農産物の販売まで手掛ける豪農だった。そのため、仕入れを任されるなど、幼い頃から父親を手伝い商売を学んだ。

 成長してからは尊王攘夷運動に参加、横浜を焼いて幕府を倒す計画をたてたものの、友人に説得されて中止。運動に限界を感じた渋沢氏は、逆に一橋慶喜に仕えることになり、慶喜の将軍就任とともに幕臣となる。財政面の仕事で頭角を現した渋沢氏は、パリの万国博覧会に将軍の名代として出席する慶喜の弟・徳川昭武の随員としてフランスへ。ヨーロッパ各国を回り最新技術や経済制度に感銘を受けた。大政奉還後は、大隈重信に求められて大蔵省へ。国立銀行条例制定などに携わった。

 掲出は、数多くの企業の設立に携わった渋沢氏ならではの言葉。優れたアイデアには自然とスポンサーが付くものだ。もし、うまくいかないのであれば不遇を嘆くよりも計画を見直すべきだろう。

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