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世界に通用するリーダーをつくる

第8回  日本人の強みを活かしたリーダーシップを育てる

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2. 相手への配慮を活かしたリーダーシップ

 フィリップスが全社で展開しているリーダーシップ開発のプログラムにおいて、米国DDI社の「基本原則:Key Principles」というスキルを使うトレーニングを実施している。組織において人々がより効果的に仕事を進めていくためにリーダーが考えなければならない重要なことの中にヒューマンニーズというものがある。ヒューマンニーズとは誰もがひとりの人間として持っている「敬意を払ってほしい」「評価してもらいたい」「理解してもらいたい」といった気持ち・ニーズのことである。このヒューマンニーズへの対応の実践のために「基本原則:Key Principles」がある。(下表)
2.	相手への配慮を活かしたリーダーシップ

 他人への配慮が日本人の長所の一つであることは誰もが認めるところであるが、職場での特に上司と部下の関係においては、相手の気持ちへの配慮についてあまり考えや行動の及ばないケースが多いというのが、筆者が社内でこのプログラムを展開しているなかでの実感である。この基本原則は、日本人が比較的抵抗なく身につけ日常の職場において使いやすいツールであり、自らを変え適応させていくことの最初のステップとして取り組めるであろう。

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プロフィール

株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 人事本部長 水上 雅人 氏

株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 人事本部長 水上 雅人 氏

1984年関西学院大学経済学部卒業。同年よりレンゴー株式会社にて人事部、米国駐在、海外業務部を歴任。その後、日本トイザラス株式会社人事部マネジャーを経て1998年日本エリクソン株式会社に入社し、2002年人事部長に就任。組織再構築を中心にビジネスに軸を置いた人事施策の立案と実行に注力。2011年住友スリーエム株式会社入社、人事本部人事ビジネスパートナー部長就任。2012年12月に株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン人事本部長に就任し、組織の変革とビジネスを支える人事施策の推進・実行に取り組む。

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