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人と組織が活きる経営判断

第16回  “価値創造の戦略と体制になっているか”で判断せよ。

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経営トップとして、どうすれば良いのか

①連続性と革新性を統合する中心発想を持つ
これは、革新性で連続性を再定義するという意味です。革新性を実践する場合、今までの連続性は意味合いが変わります。例えば、長年の取引先は、新たな価値を共に創るパートナーとして関係性を深化させるチャンスになるという意味です。

②市場起点の需要創造型戦略を構築することが、より良い価値の創造を促進する
需要創造型戦略とは、市場情報を活用した事業の差異化戦略(コストリーダー・製品リーダー・カスタマーインティマシーなど)をいいます。

③「需要創造の無限サイクル」体制にする
これは、市場のニーズ情報から得られる知見を基に自社の強みを活かして新たな価値を創出するとともに、組織として新たな価値を創造し続けることのできる「一気通貫」の体制を創ることです。        

このような判断基準を経営トップ自身が持って意志決定に当たることを心がけたいものです。

経営判断まとめ

□“社会や市場へより良い価値が提供し続けられる戦略とそれを実現する体制になるか”で判断せよ。

□社会や市場の富の創出が企業活動の目的である自社の強みを活かし、市場情報を活用し、より良い価値が創造し続けられる戦略を構築せよ。

□その戦略が実現する「需要創造の無限サイクル」が回る体制を創ることを判断基準とせよ(どちらの方が、需要創造が促進されるか、無限サイクルが回りやすいか)。

経営トップの判断基準の一助になれば幸いです。

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プロフィール

株式会社ジェック 代表取締役社長 葛西 浩平 氏

株式会社ジェック 代表取締役社長 葛西 浩平 氏

1953年 大阪府生まれ。1985年株式会社ジェックに入社。名古屋営業所長、大阪支社長を経て、1998年取締役就任。「CPM経営(お役立ち道に立脚した需要創造型実践理念経営)手法」の開発に従事し、2000年常務取締役を経て、2009年代表取締役社長就任。

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